ddo.jpの場合
DDNSサービスを行っている業者さんです。
DDNSとは、動的IPの環境でもDNSサービスを利用できるようにするためのものです。
(面倒くさい説明は省きます。皆様はもう「みみタコ」状態でしょうから)
サービス業者ごとに特徴があるので、自分にあったところを利用しましょう。
で、今回はddo.jpさんです。
特徴としては以下の通りです
紹介しているDDNS業者一覧(おすすめ順) ・mydns.jp(無料) ・VALUE DOMAIN(有料) ・ieServer.Net(無料) ・ddo.jp(無料)
やること一覧 ・IDの取得:ddo.jp ・IPの通知
関連ページ ・wget ・DDNS更新スクリプト ・高頻度IPチェックスクリプト
ddo.jpを開いて、左側のツールバー(?)の下にある「ddo.jp サブドメイン DDNS 無料登録」を探す。
入力ボックスのところに任意のIDを入力する。
(他の人と重複していないことを祈りながら)「無料登録」のボタンを押す。
うまくいくと「利用規約」が表示される(ので、よく読むこと)
その下のほうに追加情報を入力する画面が出るので、全て正確に入力する。
おもむろに、「登録内容確認」ボタンを力強く押す。
以下、適当にボタンを押していくとメールが送付された・・・かな?
まぁ、こんなもん。
「利用規約」
まぁ、大抵書いている内容は一緒なのでほとんどの人は読まないと思う。
けど、時々とんでもないことを書いているときがある。
ちょいと話題になることがあるadwareと呼ばれるソフト群の内容とかね。
最後とか真ん中に「このソフトをインストールするとき、一緒にインストールするよ?」とかかかれてたりする。
書かれている以上、「変なものをインストールされた!」とか言えなくなる。
まぁ、読んでると眠くなるけどね。
私は説明書を全部読む人だから、特に苦にならないけど・・・(をひ
今度はこっちのIPアドレスを通知しなくちゃいけない。
ddo.jpでは丁寧に説明がされているので、その通りに行えば良いけど・・・
IP変わる度、コマンド打って通知するの面倒くさいじゃん?
自動化しちゃおう。
まず、手動でIPの通知ができるか確認
$ wget -q -O - 'http://free.ddo.jp/dnsupdate.php?dn=[domain]&pw=[passwd]'
option | 説明など |
-O | 保存ファイル名を指定する。 - を指定するとファイルに保存せず、標準出力(画面)に表示する。 |
-q | wgetの進行状況などの表示を抑止する。 |
# vi /root/ddns.sh (新規?追加?) ┃#!/bin/sh ┃##DDNS updata script. ┃# ┃ ┃#check wget ┃if ! [ -x /usr/bin/wget ] ┃ then echo "Not found : wget"; exit 0 ┃fi ┃ ┃#updata DDNS ┃#ddo.jp ┃wget -q -O - 'http://free.ddo.jp/dnsupdate.php?dn=[domain]&pw=[passwd]' \ ┃grep "[domain]" | grep -v "SUCCESS" ┃ ┃exit 0 注:grepで不必要な表示をしないようにしているアクセス権を変更
# chmod 700 /root/ddns.sh実際に使ってみる
# /root/ddns.sh特にエラーが無く終了すればOK(多分)
# crontab -e (新規?追加?) ┃6,26,46 * * * * /root/ddns.sh 注:cronについては別項参照 注:/bin/vi から /usr/bin/editor にシンボリックリンクを張らないと crontabが使えないはず # ln -s /bin/vi /usr/bin/editor 注:上記の設定では毎時6,26,46分(20分ごと)にIPを通知する 注:0分(正時)とか?5分とかはアクセスが集中しやすいので避けるのが吉後は/var/log/cronに実行状況のログが出力されるので実行されているか確認する。
mailとかhttpとかの設定を変更しておくのを忘れずに httpd:httpd.conf(servername),vhost.conf(バーチャルホストの部分) smtpd:main.cf(mydomain,myhostname,mydestination),smtp-authのデータベース ftpd:proftpd.conf(MasqueradeAddress)<追記OK? squirrelmail:ドメイン設定を取得したものに これで自分のドメインで鯖運用が可能になる(はず・・・)以上。
戻るなら押せ!