玄箱を使えるようにする

まずはともあれ、玄箱をNAS(本来の使い方)として使えるようにする。
これをしないとどうしようもないしね。

というわけで、
疾走の初期設定群第一弾!
ただの箱からの脱却
始まりです!!
「初期設定群」
ん。前の奴があまりにも適t・・・

こほん(−。−A"
”文章の構成が違いすぎる”のと”見難い”ということで書き直しです。

やること一覧
	・基本のセットアップIP関係の設定ネームサーバーの指定

関連ページ
	・/homeの引越しユーザーの追加とrootログイン禁止binary_packagegrepとcoreutilsFTP鯖の調整と/optの作成



基本のセットアップ

まずはHDDを玄箱に収めることが最初。
なんていったって、玄箱はガワだけだから・・・




































って、画像付きの分解組み立て解説を期待した人。
残念!!
画像なんか撮ってるわけないじゃん(σ゚∀゚)σ
まぁ、玄箱の説明書(1枚のピラ紙)をよく見ればできるでしょ?
ggrksと言われる前に。

注意するところは・・・
・HDDはパラレルのみ(どうやってもシリアル接続のHDDは使えません)
・ビニール袋に入っている長いネジは裏側にある穴に挿して固定するためのもの
    (上記のネジ:ガワ2枚とHDDのフレームを固定します、ばらすとき忘れやすいです)
・透明の爪みたいなのはLEDの導光盤です。基盤にかませるように付けてください(割るなよ〜)
・ふたを閉める時にUSBとか電源ボタンとかフレームとかを穴に通してから閉めてね(割るぞ)
って、ところかな?

でHDDが入ったらWinからセットアップするわけです。
注:Macの人は直接ファイルを叩き込む方法があるので他のサイトを参照してください。
玄人志向のサイトから最新のファームウェアをダウンロードしてセットアップしてください。
それで終了です。
注意点ですが、
・セットアップファイルは玄人志向の最新版を使う
・ファイアウォール(WinXPのあれとかノートンのあれとか)はセットアップ中だけOFFにする
ってところですね。
簡単でしょ?

これでブラウザで玄箱を設定できるようになりました。
アドレスは http://kuro-box/ となります。
ログイン方法は説明書に書いているので割愛。
「長いネジ」
これをつけると玄箱のフレームが全部つながってビビリが少なくなります。
だけど、HDDを交換するときつけたの忘れて「何で開かないの〜!!ヽ(`Д´)ノ」と
ひとりで騒いだことが・・・(///▽///)

IP関係の設定

基本的に玄箱をサーバー化する気満々な人は、HDMI・・・DOHC・・・DHCPだ!
DHCPだとIPが変わってしまう可能性があり「突然サーバーにアクセスできなくなった!」と
言う事態になりかねませんのでIPを固定するようにしましょう。

IPの固定の方法は2つ。静的IPを設定する方法と、DHCPの割り当てIPを固定してしまう方法(一部ルーターのみ)です。

静的IPを設定する方法はルーターによって異なりますが、
基本的に「玄箱のIPをDHCPで使われていないIPに変更する」だけです。

IPの設定はブラウザで玄箱にアクセスした後、「ネットワーク設定」あたりでポチポチッとやりましょう。

DHCPを固定する方法は・・・ルーターの説明書をよく読んでください。


玄箱をNASとして使うには1手間必要です(HGだけかも)
IPを変更した後(する前でもいいけど)、「共有フォルダの設定」でフォルダを1度再設定する必要があります。
まぁ、難しいことはしなくていいので、
適当なフォルダ(share?)を選んで「共有フォルダ情報設定」>「設定」とするだけ。

どうも、インストールしたファイルでは設定が不十分らしい。

あと、気になる人は玄箱の時間合わせをしてください。
まぁ、すぐずれるけど・・・(を
「IPの固定」
サーバー化に関しては玄箱のプライベートIPさえ固定できればどうにかなります。
グローバルIPも固定できると最高なんですが、
そこまでお金かける必要はないと思いますし・・・ね?

所詮、玄箱ですから。

ネームサーバーの指定

今度はtelnetで玄箱にログインしてみましょう。
ターミナル(接続用のソフト)はTera Termあたりを使いましょう。
間違ってもWindowsのターミナルは使ってはいけません(使い物にならない)

で、ターミナルでは漢字コードを”EUC”に設定するのをお忘れなく。
(玄箱のキャラクターセットがEUCなので)

で、ログイン(パスワードがブラウザのときと違うので注意)したら、pingを打ってみます。
コマンドは

	# ping -c 5 www.yahoo.co.jp
多分、次のようなメッセージが出ると思います。
		┃ping: unknown host www.yahoo.co.jp
			注:止まらなくなったら、Ctrl+Cを押してプロセスを終了する
なぜなら、ドメインからIPへの変換ができていないからです。
なので、resolv.confというファイルを編集してネームサーバーを指定します。
	# vi /etc/resolv.conf
		(追加)
		┃nameserver [ルーターのIP]
			注:ルーターのIPは環境により異なります
			注:別にISPのネームサーバーを指定してもかまいません
			注:複数指定しても問題ないですが、違うネームサーバーでないと
			  意味がないと思う
			注:viの使い方は各自調べること(Linuxでの基本ソフトです)
			注:どうしてもダメな人はファイルをFTPでダウンロードして
			  Winで編集する方法もあります
			  まぁ、この場合、Winのメモ帳は使い物になりませんが・・・(改行コードが違うため)
で、もう一度pingすると、
	# ping -c 5 www.yahoo.co.jp
		┃PING www.yahoo.co.jp (203.216.247.249): 56 data bytes
		┃64 bytes from 203.216.247.249: icmp_seq=0 ttl=50 time=33.3 ms
		┃64 bytes from 203.216.247.249: icmp_seq=1 ttl=50 time=33.9 ms
		┃64 bytes from 203.216.247.249: icmp_seq=3 ttl=50 time=32.5 ms
		┃64 bytes from 203.216.247.249: icmp_seq=4 ttl=50 time=32.9 ms
		┃
		┃--- www.yahoo.co.jp ping statistics ---
		┃5 packets transmitted, 4 packets received, 20% packet loss
		┃round-trip min/avg/max = 32.5/33.1/33.9 ms
となったりします(なぜかパケットが1つこぼれていますが・・・w)
これで、玄箱からインターネットにアクセスできるようになりました。
「基本セッティング」
これで基本的な設定(+αな部分もありますが)は終了しました。
NASとして使うことができない人も居ますので・・・(^^A"

次回からは、Linuxとしての環境を整えていきますよ〜

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