LEDを操作する(5分落ち問題)
前書き
玄箱の情報で「echo -n ???? >/dev/ttyS1」とするとLEDなどの各種操作が可能。
とかかれていますが、うちの環境でやると・・・
... uart daemon[288]: can't output value to UART:V
とエラーを(ログに)吐き出して、5分後に再起動します。
ダメじゃん煤i ̄△ ̄;)よー
何とかしないと・・・
あんな(LEDを操作する)ことやこんな(ファンの回転速度を調整する)ことができない(´・ω・`)よー
使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使いください。
echoコマンドを使った玄箱の操作を可能にします。
・ppc_uartdの起動スクリプト
・気力と忍耐力
・暇な時間を少々
まぁ、echoでVを入力しても次々に入力要請が出て(次は確かW)入力が追いつきません。
じゃあ、どう対処するか?ですが・・・
いらないものはkill。これ。
結構、乱暴ですが・・・(^^A"
って言うことで、早速ppc_uartdをkillしてみます。
# killall ppc_uartdppc_uartdがkillされていることを確認してください。
# ps ax試しにechoしてみます。例えば・・・
ファンの高速回転 # echo -n "]]]]" >/dev/ttyS1 ファンの低速回転 # echo -n "\\\\" >/dev/ttyS1 注:動作は玄箱の動作音を聞けばわかります。ログ(/var/log/messages)にエラーが出なかったらOKです。
# vi /etc/init.d/ppc_uartd (追加) ┃case "$1" in ┃ start) ┃ start ┃ sleep 1 ┃ stop ┃ ;;再起動して、期待通りの動作をしているか確認します。
# shutdown -r now (再起動) # ps ax | grep ppc | grep -v grep画面に何も表示されず、ログにもエラーがないならば処置は終了になります。
この処置を実行すると、
電源ボタンの操作による玄箱の電源管理が行えなくなります。
まぁ、鯖として使うなら必要ないと思いますが。
また、起動時、ppc_uartdが起動して終了するまでの間(約1秒)に
echoコマンドによる玄箱の操作が行われると5分後に再起動します。
cronを併用するときには注意してください。
時間が経つと電源ボタン長押しによる玄箱のシャットダウンができなくなります。
対策方法はkuroevtdにて紹介していますので、参考にしてください。
関連ページ ・kuroevtd(電源ボタンの機能回復) ・5分落ち問題のもう一つの回避法
あとがき
最初はLEDを操作するときに、この「5分落ち問題」にぶつかりました。
まぁ、そのときは「LEDなんて見てくれは気にしなければ良い」という結論にいたったのですが、
背面の扇風機をコントロールするスクリプトを組んだときに「あれあれー?困りましたねー」と。
情報を探しながらたどり着いたのが、力技と(つД;)
あまり情報が無いのでこういう時不便ですよね。
まぁ、取り合えず(力技で)何とかなったので良かったですけど。
私の書いたスクリプトで5分落ち問題が出現するときには
上記の処理を行うか、
echoの行をコメントにしてください(行頭に#)
それで動くはずです。
まぁ、背面ファンコントロール用スクリプトはechoがメインなので、
コメントしたらスクリプトの存在意義がなくなりますけどね・・・(^^A"
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