kuroevtd(電源ボタンの機能回復)
以前から紹介していたLEDを操作する(5分落ち問題)では、
玄箱を起動して1日以上(多分、4時22分のシステム再起動時かな?)放置すると
電源ボタンの機能が失われます( ̄□ ̄;)
LANの配線中とかPCの電源が落ちているときとか、玄箱の電源が切れないよ!!ヽ(`Д´)ノ
となってしまうのを回避するために電源ボタンの機能回復を行いましょう。
「電源ボタンの機能」
玄箱の電源ボタンでの操作は電源のON/OFFしかないので、普段は問題ないんですが・・・
ふとした拍子に「電源切れねぇ!!ヽ(`Д´)ノうわぁぁぁん!」となるので、
かぐや(ry氏のkuroevtdで電源ボタンの機能回復をしようかと・・・
まぁ、いろいろあったんですけどね(^^A"
やること一覧 ・kuroevtdのインストール ・kuroevtdの設定 ・kuroevtdの暴走対策
関連ページ ・LEDを操作する(5分落ち問題)
インストール自体は単純。サクッと行きましょう。
kuroevtd1.1.3-pug1.0のインストール
例のあれ
$ mkdir kuroevtd $ cd kuroevtd $ wget http://kuro.crow2.net/enhance/data/kuroevtd1.1.3-pug1.0.tgz $ tar xvfz kuroevtd1.1.3-pug1.0.tgz $ rm kuroevtd $ make kuroevtd_nolog # make install 注:念のため同梱のバイナリを削除してコンパイルを行っていますインストールされるもの
/usr/sbin/kuroevtd /etc/kuroevtd/*おまじない
# strip -p /usr/sbin/kuroevtd
設定ファイル群を修正する。
電源ボタン長押し(powerpress)とリセットボタン長押し(resetpress)を変更した。
# vi /etc/kuroevtd/powerpress ┃#! /bin/sh ┃shutdown -h now # vi /etc/kuroevtd/resetpress ┃#! /bin/sh ┃echo -n "NGNG" >/dev/fl3 ┃shutdown -r now起動スクリプトを作る。
# vi /etc/init.d/kuroevtd 注:start/stop/restartができるようにしてください kuroevtd起動スクリプト(kuroevtd.tar.gz) md5sum crc32:B207D696起動スクリプトのテスト(起動、再起動、停止)
# /etc/init.d/kuroevtd start # /etc/init.d/kuroevtd restart # /etc/init.d/kuroevtd stop大丈夫なら起動設定
# ln -s /etc/init.d/kuroevtd /etc/rc.d/rc2.d/S95kuroevtd # ln -s /etc/init.d/kuroevtd /etc/rc.d/rc0.d/K95kuroevtd # ln -s /etc/init.d/kuroevtd /etc/rc.d/rc6.d/K95kuroevtdkuroevtdの機能テスト(電源長押し)
# /etc/init.d/kuroevtd start で、電源長押し。 再度、電源投入しもう一回テスト? 起動してすぐだと電源長押しが有効なので1日程度置いてから電源を長押ししてみる。「設定ファイル群」
cronに登録したコマンド/スクリプトで玄箱をechoで操作するとppc_uartd/kuroevtdが
暴走する(CPUを食いつぶす)
解決方法はechoで玄箱を操作する場合にはechoするたびにppc_uartd/kuroevtdを再起動する。
当サイトで配布しているスクリプトはバージョン:060624以降で上記の対策を行いました(kuroevtdのみ)
以前のバージョンを使用されている人はスクリプトを差し替えてください。
「kuroevtdを再起動」
PIDがころころ動いちゃってちょっと嫌だけど、仕方ないよね。
それにしても、暴走のせいでkuroevtdの導入をやめようかと・・・w
結局はppc_uartdと一緒ってことなのかな?
まぁ、ppc_uartdより処理手順が少ない(ttyS1の再設定をしていない)から気兼ねなく再起動できるけどね。
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