gcc用コンパイルスクリプト

前書き

gccのコンパイルって時間が掛かりますよね？
しかもですよ、まぁ、いろいろありまして、gccを都合10回以上コンパイルする機会があったもので・・・

まぁ、なんと言いますか・・・
面倒臭ぇ！
と、言うことで。

使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使いください。

・効能・効果
・成分
・用法・用量
・取り扱い上の注意

効能・効果

時間の掛かるgccのコンパイル（sourceの入手〜make checkまで）を自動で行います。
作業ログもとりますので安心。

成分

・gcc用コンパイルスクリプト（make-gcc.tar.gz）　md5sum　crc32：C33F2D3F
　　make-gcc.sh (include ja_JP:EUC)
　　readme.txt
　　readme_linux.txt
・wget

用法・用量

0.事前準備
wgetをインストールします。
簡易バックアップスクリプトを入手し、解凍します。

1.make-gcc.shの設定
make-gcc.shの設定を変更し、ユーザーディレクトリにアップロードします。

make-gcc.shの設定項目（変数名）
	コンパイルするgccのバージョン（gcc）
	./configure の引数（args）

スクリプトのある場所で
	$ sh ./make-gcc.sh

ただ、これだと端末を閉じると作業が終了してしまうので、nohupの併用をお勧めします。
	$ nohup sh ./make-gcc.sh &

取り扱い上の注意

ログは作業ディレクトリ（gccの展開ディレクトリ）にあります。
スクリプトやさほど重要でないログはコマンドを実行したディレクトリのnohup.outに記載されています。
特に難しいことはしていません。

関連ページ
	・gccの再インストール
	・gcc3のインストール
	・wget

あとがき

gcc-3.4.6のコンパイル検証の時、作ったand役だったスクリプトです。
夜仕掛けて、夕方（翌日の）に確認するってのを何回も繰り返しましたから。
これがないときには、仕事の休憩時間とかに一つ一つコマンドが終了したか確認して、
終わってるのを確認したら次のコマンドを実行して・・・と、かなり面倒だったんですよ。
bootstrapはとにかく長いですからねぇ？

戻るなら押せ！