hddtemp

玄箱は筐体のチープさのため、非常に熱がこもりやすいらしいです。
といっても、一応NASですから「それなりに」排熱は行うようにしてあります。
まぁ、それなりに。ですが・・・

そんな、チープなボディの玄箱がどのくらいの熱を持つのか?
調べてみたいと思いません?
で、白羽の矢が立ったのが最近のHDDについている温度センサー。
これなら、玄箱の重要パーツの温度=玄箱の温度となるんじゃないかな?と。
「非常に熱がこもりやすい」
筐体がプラスチック。電源内蔵。排熱機構が4cmファン1個。そして、サイズぎりぎりのボディ。
熱がこもりますよね(^^A"
しかも、サーバーとして24時間365日フル稼働となると夏場の熱対策は必要になるわけで・・・
まぁ、時期はずれなネタ(現在、05年12月23日)になりますが・・・
まぁ、そこは生暖かく見守ってくださいm(_.._)m

やること一覧
	・hddtempのインストール使い方

関連ページ
	・背面ファンコントロールスクリプトwget



hddtempのインストール

インストールはいたって簡単。

hddtemp-0.3-beta15.tar.bz2を探してくる。
guzu.net
で、ユーザーのホームディレクトリにFFFTPで送る。
例のあれ

	$ tar xvfj hddtemp-0.3-beta15.tar.bz2
	$ cd hddtemp-0.3-beta15
	$ ./configure --prefix=/usr --with-db-path=/etc/hddtemp.db
		

option説明など
--with-db-path=まぁ、そのままですが、データベースファイルの場所を指定します

$ make $ make check # make install
インストールされるもの
	/usr/man/man8/hddtemp.8
	/usr/sbin/hddtemp
	/usr/share/locale/fr/LC_MESSAGES/hddtemp.mo
	/usr/share/locale/ru/LC_MESSAGES/hddtemp.mo
おまじない
	# strip -p /usr/sbin/hddtemp
データベースの入手
	# wget -O /etc/hddtemp.db http://www.guzu.net/linux/hddtemp.db
		注:wgetをインストールしていない場合は、
		  hddtemp.dbを上記URLから持ってきてFTPで指定の場所に転送してください。
		注:「hddtemp.dbに載ってねぇぞ!!ヽ(`Д´)ノ」といわれることがあります。
		  自分でhddtemp.dbに書き込んでください。
		  7L250R0は乗ってなかったorz
「hddtemp.dbに載ってねぇぞ!!ヽ(`Д´)ノ」
もちろん「英語で」ですよ。
玄箱HGに搭載していた7L250R0(Maxtor製)はhddtemp.dbに載ってなかったorz
7L300R0は載っているのに・・・差別だー!。・゚・(ノД`)・゚・。

ない場合には仕方ないので自分でhddtemp.dbに書き込むしかないです。
大抵は似たような型番のhddがあるはずなのでそれを参考にすればいいかと思いますが、書式は以下のような感じ。
	7L250R0の例:"Maxtor 7L250R0"  194  C  "Maxtor 7L250R0 MaxLine+III 250GB 7200rpm"
	書式:"[hddの名前]" [温度表示形式の指定(194  C)]  "[コメント]"
っていうか、194 Cの意味がわからないw(を
Cは摂氏、(多分)Fは華氏だろうけれども・・・194って?
ものによっちゃぁ、0とか11とかあるし・・・補正値なのかな?

ちなみに、簡単な正規表現が使えるようです。
まぁ、がんばれ♪

使い方

hddtempはsbinのプログラムなので必ず su - でrootになること。

まぁ、コマンドも何も・・・

	# hddtemp /dev/hda
だけですから、バキッと打ち込んでください。
		こんなのとか、
		┃/dev/hda: Maxtor 6B200P0: 46 C
			当時の室温:28.8 C
		こんなのとか、
		┃WARNING: Drive /dev/hda doesn't seem to have a temperature sensor.
		┃WARNING: This doesn't mean it hasn't got one.
		┃WARNING: If you are sure it has one, please contact me (hddtemp@guzu.net).
		┃WARNING: See --help, --debug and --drivebase options.
		┃/dev/hda: [ハードディスクの名前]:  no sensor
		こんなのが、
		┃/dev/hda: CR-9000 SSD 15.37GBx6: S.M.A.R.T. not available
表示されます。
「no sensor」
HDDに温度センサーがついていないようです。
この場合はどうしようもないので諦めてください。
S.M.A.R.T.がついた最近のHDDならセンサーがないということはないでしょうが、
昔のHDDを使って弄っている場合はno sensorといわれるかもしれませんね。


戻るなら押せ!