玄箱のEM化

一部バックアップ作業やテスト中の玄箱での一部作業、
あとは(再)インストール時とかに必要になるEMモード。

私はもうお世話になりたくないモードですが、再インストールとかには必要になりますので
EM化する方法をいくつか紹介します。
「お世話になりたくないモード」
メール鯖とか立ち上げてしまうと鯖を止めること自体、むしろ再起動もしたくない。
っていうか、できない状況になります。
本当はもっといろいろ弄りたいんですが・・・(;´Д`)はぁ

やれること一覧
	・OSを壊す方法EM化コマンドを使う方法デバイスを作る方法			動作未確認(必要?)フラッシュメモリをマウントする方法		動作未確認(必要?)



OSを壊す方法

OS(Linux)の構造を完全に破壊することで、HDDブートはできないと玄箱にわからせる方法。
長所:コマンドが簡単
短所:フォーマットと同義

手順:

コマンドを実行
	# rm -rf /
コンセントを抜く
電源入れる>赤いLEDが点滅>電源落ちる
コンセントを抜く
電源入れる>EMモード
「rm -rf /」
普段は使ってはいけないコマンドです(笑)
/(ルートパーテーション)を強制的に削除するってことですから。
でも、再インストールするときには便利♪
なぜって?簡単だからw
あ、データも何も全部消しますから必要なデータのバックアップをとってから実行してくださいね。
間違って実行しても、私は保障はしませんよ。

EM化コマンドを使う方法

フラッシュメモリに細工をして、玄箱にEMモードで起動するように仕向ける方法。
長所:削除をしないのでデータが保存される
短所:フラッシュメモリには書き換え制限があるため必要以上に使うとメモリが壊れる
短所:間違った場所に書き込みをすると玄箱が黒い箱になってしまう

手順:

コマンドを実行
	# echo -n "NGNG" >/dev/fl3
	# shutdown -r now
再起動するとEMモード
「echo -n "NGNG" >/dev/fl3」
バックアップの作業でこのコマンドを推奨しているところがありました(今もあるかは不明)
が、バックアップのたびEM化をしているとフラッシュが壊れてしまうと思うんですけどねぇ?
まぁ、当サイトではバックアップにEMモードを利用することを推奨していません
っていうか、EMモードにしたら鯖としての機能が(一時的にであれ)なくなるからねぇ・・・

デバイスを作る方法

上記のEM化コマンドを使う方法と基本的な手順は一緒だが、/dev/fl3がない場合に利用する。
長所:デバイスファイル(/dev/fl3)がない場合でも実行可能(?)
短所:デバイスファイルの作成という面倒臭いことをする必要がある

手順:

コマンドを実行
	# mknod /dev/fl3 b 250 3
	# echo -n "NGNG" >/dev/fl3
	# shutdown -r now
再起動するとEMモード
「mknod /dev/fl3 b 250 3」
Linuxマスターな方には普通のコマンドなんでしょうけど、私にとっては呪文です(^^A"
まぁ、純正玄箱では有り得ない環境を想定していますので私には関係ないかと・・・(を
OSを変えている人はもしかしたら必要になると思います。
・・・LFSとかで自分で作っちゃった人とか・・・?(・.・;

フラッシュメモリをマウントする方法

フラッシュメモリを適当な場所にマウントしてから、コマンドで書き換える方法。
長所:コマンド自体は難しくない
短所:書き込み先がちょっとわかりづらい

手順:

コマンドを実行
	# mkdir /tmp/ram
	# mount -t ext2 /dev/ram0 /tmp/ram
	# echo -n "NGNG" >/tmp/ram/dev/fl3
	# shutdown -r now
再起動するとEMモード
「mount -t ext2 /dev/ram0 /tmp/ram」
マウント自体は簡単(?)だけど、Winユーザーにはあまりなじみがないよね?
あるとすれば、DaemonToolsでのisoイメージのmount位かな?
まぁ、日本語化しているとそれすら意識していないかもしれないけど・・・

私の初mountはターボリナックスを試したときにCDを認識させるためにmountしたことかな・・・
かなり昔の話(ターボリナックスが無料だったころの話)になるけどね。

結局はこれも純正玄箱では必要ない方法のはずなんだけどね(ノ∀`)'`,、'`,、'`,、


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