openssl(あまりにも古いので)

暗号化通信の核となるソフト・・・
・・・apche2のコンパイル前に処理しておいたほうがよかったんじゃないだろうか?

まぁ、いっか。

とにかく、あまりにも古くて、
バグとかセキュリティホールとかあるみたいなので新しいのに置き換える。
「暗号化通信の核」
って言うか、正直よくわかっていない。
取り合えず、データを暗号化したり、暗号化の鍵などを生成するためのライブラリっぽいことだけ理解しています。
間違ってたら、ブログのほうで突っ込んでちょ♪

やること一覧
	・zlibのインストールソースファイルの修正インストール



zlibのインストール

圧縮関係のライブラリだと思うけど・・・
2回コンパイルしていますが、1回目〜掃除までは必要なのか不明。
って言うか、多分、いらない(を

zlib-1.2.8.tar.gzを探してくる。
zlib Home Site
で、ユーザーのホームディレクトリにFFFTPで送る。
例のあれ

	$ tar xvfz zlib-1.2.8.tar.gz
	$ cd zlib-1.2.8
1回目:スタティックライブラリ作成?
	$ ./configure --prefix=/usr
	$ make
	$ make check
	# make install
掃除
	$ make clean
2回目:ダイナミックライブラリ作成?
	$ ./configure --shared --prefix=/usr
		

option説明など
--shared共有ライブラリ(Winで言う所の.dll)を作成

$ make $ make check # make install
おまじない
	# strip -p /usr/lib/libz.*
「zlib-1.2.x」
zlib-1.2.xって言うか、zlib-1.2.2の時点でzlib-1.2.xにセキュリティホールがありました。
zlib-1.2.3になって修正されているとは思いますが、
気になる方はzlib-1.1.xを使用すると良いんじゃないかな?

ソースファイルの修正

とあるサイトではbinutilsを入れるとエラーが回避できるとの話があったけど、
うちでは回避できなかったのでソースファイルの修正を行う。
gccの再インストールによりエラーは発生しなくなります。
gccの再インストールを行っていない場合は以下の修正を行う必要があります。
gccの再インストールに関する手順は別項:gccの再インストールを参照。

修正

	$ vi ./crypto/bn/asm/linux_ppc32.s
		┃# .text section
		┃	
		┃#	.machine	"ppc"
			変更点:.machineの行をコメントアウト
			注:./config -> make -> errorした後に変更した
。。。本当にこれで良いのかなぁ?

nohup.outよりerrorメッセージ
		┃asm/linux_ppc32.s: Assembler messages:
		┃asm/linux_ppc32.s:109: Error: Unknown pseudo-op:  `.machine'
		┃make[2]: *** [asm/linux_ppc32.o] Error 1
あ、でも、もしかしたら出なくなったかも・・・
「もしかしたら」
ソースの修正の内容は1.2.2の情報と1.2.3の情報がごっちゃになってます。
1.2.2と1.2.3のコンパイル環境も違うし・・・
まぁ、エラーが出たら修正するってことで情報だけ放置しておきます。

インストール

純正バイナリの遺産があるので、その処理から・・・

設定ファイルの退避(または削除)

	# mv /etc/ssl /etc/ssl.old
	または
	# rm -r /etc/ssl
openssl-1.0.1e.tar.gzを探してくる。
OpenSSL: The Open Source toolkit for SSL/TLS
で、ユーザーのホームディレクトリにFFFTPで送る。
例のあれ
	$ tar xvfz openssl-1.0.1e.tar.gz
	$ cd openssl-1.0.1e
	$ ./config shared threads zlib-dynamic --prefix=/usr --openssldir=/etc/ssl
		

option説明など
shared共有ライブラリの作成
threads並列処理を有効にする(?)
zlib-dynamicダイナミックライブラリのzlibを使用
--openssldir=opensslの設定ファイルディレクトリの指定

注:./configureじゃない $ make $ make test # make install
おまじない
	# strip -p /usr/bin/openssl
「openssl」
これもzlibと一緒で単体では何の意味も持たないソフトです。
他と組み合わせて初めて効果を発揮するので。
特に書くことが無いなぁ・・・思い入れって言うのが、無いから。


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